このたびは、公益社団法人徳島県不動産鑑定士協会のホームページをご覧頂き誠に有り難うございます。
徳島県は、四国の東半部に位置し、中央を東西に一級河川「吉野川」が雄大に流れ、県土全体が自然豊かな環境の中にあります。 北東部の海岸は鳴門海峡、瀬戸内海から紀伊水道にかけて瀬戸内海国立公園に、南東部の紀伊水道に面する太平洋沿岸線は室戸阿南海岸国定公園に、 また、西方内陸部は四国山地に続く起伏に富んだ高峰が連なり剣山国定公園に指定されています。 一方で、京阪神とは本四道路で連絡し、四国からの交通の玄関口としての役割を果たしています。
当協会は徳島県民の生活の安定と県土の健全かつ均衡ある発展を目指し、 当県での生活や経済活動の基礎となる不動産の鑑定評価に関する業務の進歩改善並びに、 不動産鑑定士の資質向上に貢献するため、24年4月1日に社団法人徳島県不動産鑑定士協会より公益社団法人に移行いたしました。
不動産の鑑定評価は、昭和38年に適正な地価の形成を目的として制度化、法制化され、それに伴い不動産鑑定士という国家資格が生まれました。 以来、不動産鑑定士は土地取引の指標として国が実施する地価公示、都道府県が実施する地価調査をはじめ、 公共用地取得に伴う鑑定評価、相続税標準地鑑定評価、固定資産税標準宅地鑑定評価など、土地基本法の趣旨のもとで公益上重要な土地評価業務を担うほか、 企業会計、担保評価、売買、交換、訴訟に関わる評価、地代・家賃の適正賃料評価、裁判所競売評価等も行っております。
その他の公益事業としては、不動産鑑定評価に関する調査研究や、公共機関・行政担当者及び不動産鑑定士に向けた研修などを実施し、 制度の進歩改善、不動産評価に関するスキルアップも支援しております。
さらに、無料相談会(年2回)の開催に加え、不動産鑑定相談所(毎月)を設置し相談活動を行うほか、地価調査書の発行をはじめ、 当ホームページ等により徳島県の不動産評価に関する情報発信を行っております。
加えて、地価と不動産取引等の動向に関するアンケート調査である「不動産市況DI調査」を実施し、調査データの集計・分析を行うとともに、 最近、社会問題ともなっている既存住宅・リフォーム市場の活性化についての検討を始める等、迅速に不動産市場を把握し、多様化する社会に対応できるよう研鑚を重ねております。
どうぞ、これからも引き続き当協会の活動にご理解とご支援を賜り、幅広く、当協会会員をご活用いただきますようお願い申し上げます。